ダウンタイムの期間と生活への支障【部位別】

部位別にダウンタイムの期間をご紹介。
脂肪吸引のダウンタイムといっても脂肪吸引量や周辺組織の状態によってその長さは様々です。事前に知っておくことでできる心の準備や対処方法もあります。
一般的に、脂肪吸引量が少ない顔はダウンタイムの症状も軽い傾向が見られます。反対に太ももやお腹は脂肪吸引量が多くなる傾向があり、ダウンタイムの症状が強く現れます。特に内出血は痛々しい印象ですが、ダウンタイム期間中もしっかりとケアすることで生活への支障を可能な限り抑えてよい仕上がりになります。

顔のダウンタイム

【顔】ダウンタイムの症状

【痛み】
術後2,3日は違和感はあるものの、我慢できないほどの痛みで夜眠れない・仕事に集中できないなどの状態に陥ることは少ないです。3日目をピークとして1週間程で収まります。
▶「痛み」について詳しく

【腫れ】
2,3日の間は圧迫固定を行うため、腫れを実感することはあまりありません。3日目がピークですが固定を外した状態になればほぼ安定しており、術後3~7日で腫れも目立たなくなります。術後2週間程で腫れの症状は消失します。

【むくみ】
2,3日の間は圧迫固定を行うため、むくみを実感することはあまりありません。3日目がピークですが固定を外した状態になればほぼ安定しており、術後3~7日でむくみもなくなります。術後2週間程で浮腫みの症状は消失します。

【内出血】
顔の脂肪吸引においては2,3日は多少の内出血はありますが悩む事は少ないです。固定を外した状態では既に内出血は薄れはじめます。内出血の範囲や色味も他の部位ほどではなく「赤みがあり、熱を持った状態」のほうが想像しやすいかもしれません。お化粧やマスクで十分隠せる程度です。術後2週間程で内出血の症状は消失します。

【拘縮】
術後1週間あたりで脂肪吸引を行った箇所とその周辺がひきつったような感覚になります。皮膚を触ると多少硬く感じられますが問題ありません。こちらは他の症状よりも比較的長い期間で、1か月~3か月程度で消退していきます。

【顔】ダウンタイム中の生活

【薬】
クリニック側では念のため痛み止めと抗生物質を出しますが、痛み止めについては必要ない程度が一般的です。

【生活への支障】
顔の脂肪吸引後は圧迫固定するために包帯を巻きます。2,3日経ってから外してもらいます。大きな影響はなく、通常通りの生活が可能です。ダウンタイムの圧迫固定の煩わしさくらいのもので、施術への緊張が切れて疲れて寝てしまえる方が多いです。
術後1週間程はお酒は控えましょう。ダウンタイム中の飲酒はむくみや痛みの症状を悪化させる可能性があります。

【入浴、シャワー】
当日は入浴・シャワーを控えましょう。傷口が開いて出血したり、痛みが強く出てしまう可能性があります。

【顔】ダウンタイム中の仕事

無理に表情筋を動かさない限りは痛みで集中できないほどではありません。デスクワークであれば支障なく従事できます。一方、圧迫固定期間中の外回りややフロント業務では支障があるかもしれません。圧迫固定期間を過ぎてマスクなどで隠せますが、可能な限り土日や祝日を利用して施術スケジュールを相談することをお勧めします。

術後早い段階で力仕事などの発汗する程の業務が発生する場合はクリニックへの相談が必要です。

【顔】脂肪吸引効果の実感

効果を実感するは2週間~1か月あたり。圧迫固定を外したタイミングではまだ腫れと浮腫みで大きな実感はないことが多いです。2週間ほどかけてダウンタイム症状の多くが消退していき脂肪吸引の効果を実感できます。
拘縮が長期間の症状となりますが、見た目に大きく影響するものではなく感覚的な場合が多いです。