内出血

内出血の傾向と期間

術部より下に現れる症状

内出血の期間はおよそ2週間程度が目安。ただ、血液の循環によって左右されるものなので、上半身より下半身の方が長引きますし、普段から冷え性の人やむくみやすい人は長期化してしまうこともあります。
また、内出血は術部より下方に出ます。これはテーピングで圧迫固定していない部分に起こる症状だから。お腹に施術した場合は恥骨部分周辺、ふくらはぎだと足の裏まで及ぶこともあり、見慣れないので驚かれる方もいますが、心配はありません。

対処法

血行促進がカギ

内出血を早く消すのは、実を言うとなかなか難しいのですが、それに必要な酸素を体中により多く運ぶように、血行を促進させることで多少緩和されます。「湯船にゆっくりつかる」「幹部を冷やさない」「マッサージをする」など、地道なセルフケアで改善を図りましょう。
ただ、術後すぐに内出血部分を強くもんでしまうと症状が周辺へ広がりやすいので、術後7日くらいまでは控えるよう注意してください。

内出血

痛み 内出血 腫れ・むくみ しびれ かゆみ・色素沈着 硬縮 傷跡 たるみ でこぼこ(凸凹) 不自然なデザイン 周辺部位が垂れる(取り過ぎ) 細くならない(取り残し)

内出血を緩和するセルフケア

アイシング

回復サインの緩和に効果的

術後にほてりを感じたときや、回復過程の痛みや内出血、むくみを和らげるのに、保冷剤などでのアイシングが有効。主に、術後2〜3日とされる炎症期に効果を発揮するケア方法です。ただ、4日目以降は血行を良くさせる方が快方に向かうので、アイシングは逆効果。むやみに継続することは控えてください。

かゆみにも効くアイシング

圧迫固定によって生じることのある痒み(かゆみ)。この症状は、暖まるとムレて悪化するので、なるべく涼しく過ごすことが基本です。また、かゆみの部分は自分で確認していないと、ムレや圧迫が強過ぎて水泡(水ぶくれ)になり、跡がなかなか消えないこともあります。そのため、涼しく過ごす他、冷やすことも効果的。ただ、悪化した場合は、症状がひどくなる前にクリニックに相談しましょう。

血流改善

血流は早期改善のポイント

内出血の解消に必要なたくさんの酸素を体のすみずみに運ぶことや、回復を早める多くの栄養を患部に送るためにも、術後の血流改善は重要です。タイミングとしては、手術後7日目以降から、血行を促進させる方法を取り入れましょう。

血流改善の方法

「湯船にゆっくり浸かる」「冷やさない」「マッサージ」「食事療法」など、いくつかの方法があるので、無理なく自分に合ったものを行ってください。ただ、内出血部分へのマッサージは、症状を広げてしまう可能性があるので控えた方が良いでしょう。

マッサージ

心臓に向かって優しいタッチ

マッサージを行うことにより、血行が促進され内出血やむくみが緩和されたり、指圧効果で硬縮によるでこぼこ感の改善につながったりします。痛みや内出血のひどい部分を除き、痛くない程度にさすることから始めましょう。

腫れ・むくみに効くマッサージの方法

腫れ・むくみに効くマッサージの方法

体の中心(心臓)に向かって、らせん状にクルクル円を描きながら、優しくさするのが基本です。お腹は腸に沿って「の」の字を描くと、整腸作用でお通じにも効果的です。

血行促進でしびれ解消

血行促進でしびれ解消

一時的な圧迫によるしびれは、圧迫の原因を取り除くことで改善されますが、その他はマッサージで血行を良くすることが大切です。(3ヶ月以上しびれが継続する場合は、医師への相談をおすすめします)

硬縮部分はほぐして改善

硬縮部分はほぐして改善

しこりのように感じる部分は、ぐりぐりと指圧してほぐしましょう。
引きつり感がある所は、ストレッチをするようにゆっくり押し伸ばせば、徐々に伸縮が良くなり改善されていきます。
硬縮は時間の経過とともに消えていく、傷が治る過程での正常な症状。マッサージで改善を図れますが、より美しい仕上りに近づけるなら、クリニックでのアフターケアなどのマッサージ施術が効果的です。

適度な刺激でハリのある肌に

適度な刺激でハリのある肌に

たるみは皮膚の真皮組織が欠如することによって起こる、一般的に言う「ハリ」のない状態で、加齢による肌の衰えも関係します。マッサージを始めとする適度な外的刺激や、保湿を高めて肌を活性化させましょう。

かゆみを防止して美肌をキープ

かゆみを防止して美肌をキープ

お気に入りのローションや保湿クリームを使ったマッサージケアで、腫れやむくみが引いてきた肌の乾燥が強まる時期のかゆみを緩和することができます。

ストレッチ

抜糸後に始める簡単なリハビリ

ハンドマッサージだけでなく、ストレッチも血行促進を促したり、硬縮の引きつり感などに効果的です。特に引きつりが生じやすいのは、二の腕、腹部、内もも、ふくらはぎ。ストレッチは言わば運動前の準備体操なので、抜糸以降、この部分をゆっくりと伸ばしていきましょう。
加減は痛みが我慢できる程度で構いません。毎日行うことで徐々に可動域(動かせる範囲)が広がっていくので、まずは伸ばすことに重点を置くことがポイントです。

圧迫

回復に欠かせないケア

手術後の内出血や痛み、腫れなどを軽減するために好ましいのが、抜糸後もサポーターで圧迫を行うことです。圧迫しないままでは、皮下組織に水をため込み血液の循環の妨げに。これにより、内出血の吸収が遅れたり、むくみによる痛みや感覚の鈍さを感じたりするようになってしまうのです。また、適度な圧迫固定で仕上りの満足度を高められる点でもおすすめです。
ただ、サポーターは適度なサイズであることも重要。きつ過ぎて、肌と段差になったり皮膚にしわが寄ったりすると摩擦が生じ、痒み(かゆみ)につながるので、自分に合ったものを選びましょう。

内出血や痛みの軽減

適度な圧迫で吸収を早めることができ、また内出血の伴う痛みや腫れも期間が短くてすみます。ちなみに、内出血は圧迫されていない部分に移動しやすいので、場所が変わっていても心配はいりません。

むくみの改善

浮腫み(むくみ)は、蛋白・リンパ液なども含む、皮下に貯留する液体に起因するものと言われています。特に皮下の脂肪を扱う脂肪吸引ではむくみが出やすく、それは術後の経過において通常の症状です。
むくみ部分を適度に締め付ける(圧迫する)ことが対処法。締め付けると血液の循環が悪くなり、余計にむくむのでは? と思うかもしれませんが、適度な締め付けは、血液の循環を促進させます。圧迫しない状態では、膨張する風船と同じように、周囲の組織に水をため込むだけ。適度な刺激を与えましょう。

その他のケア

回復するための心がけ

その他、日頃の心がけがアフターケアとなり、早期回復につながります。
例えば、禁酒や禁煙。アルコールはむくみを増大させ、喫煙は血管を縮小し血行を悪くします。術後は回復に専念するため、禁酒・禁煙をおすすめします。
そして無理のない程度の運動。ストレッチのように、なるべく体を動かすことで血流が改善されます。

脂肪吸引完成までのタイムライン

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